1ヶ月でCKA CKAD CKSを取った話

はじめに

CKA,CKAD,CKSを大体1ヶ月で合格したので勉強方法をまとめます

CKA, CKAD, CKSの三つを受ければ kubernetesチュートリアルはクリアしましたくらいの雰囲気になれる感じがしました。

なんかkub...なんとかが流行っててIngressとかDeploymentとかPodとかReplicaSetとか色々専門用語あってよく分からん!とりあえず網羅的に抑えたい!みたいな人が受験すると一通り抑えられると思います。お勧め。

背景

なんかそろそろkubernetes勉強しておかないとエンジニアとして遅れてるぞ!みたいな雰囲気を感じた。

資格オタクなので簡単そうな資格を取って資格量をカサ増ししたい(それどうなんだ?)

なんか面白そうだし受けときたい!

ので受験することにしました。

受験まとめ

CKAD

受験日 2023/04/10(合格証の日付)

勉強方法 Udemyのコース一周。大体1日集中してタスク潰せば終わる (15 ~ 20時間?)

UdemyのコースでついてくるラボのMockExamが解ければ余裕、kubectlカタカタしたら終わる。96点

CKA

受験日 2023/05/10(合格証の日付)

勉強方法 Udemyのコース一周。これもまた大体1日集中してタスク潰せば終わる。CKADとだいぶ範囲が被っているので、全部やらなくて良い。 (10時間程度?)

CKADと同じくUdemyのコースでついてくるラボのMockExamが解ければ余裕、kubectlカタカタしたら終わる。 91点

CKS

受験日 2023/05/16(合格証の日付)(1ヶ月...?)

勉強方法 Udemyのコース一周。これもまたまた1日集中すれば終わる。これはCKA/CKADとちょっと被っている内容もあるが、所々差分があるのでちゃんと通してやったほうが良さそう。(10-20時間程度?)

MockExamが無くて不安なので、KillerShell使って1問分解いて答え合わせ(3時間)

UdemyのコースとKillerShellバッチリにしとけば合格できるはず。ちょっとCKA/CKADより難しい気がした。76点

細かい話

受験する環境は結構癖がある(画面の狭さ、キーバインドなど)ので、その環境がよく再現されているKiller Shellはやっておくと良いです。

基本的にUdemyのコースと付属のLabの出来が素晴らしいので、それだけやれば受かる気がします。

パスポートが期限切れで失効している人間なのでマイナンバーカードとか運転免許証とかで本人確認しました。

試験官との会話は結構簡単な英語なので、雰囲気英語がわかれば-JP無しの無印試験でも問題ないと思います。

実務的にはどうなんだって話ですが、マニフェストファイルを書かずリソースを作ったり、-o yaml --dry-run=clientを使ってある程度時短するのが重要な気がするので、Introduction to Kubernetes Imperative Commands - The New Stack ここらへん覚えておいた方がいいと思います。(多分CKADのUdemyコースをやれば無理やり覚えなくてもコースの中で覚えられると思います。)

合格した結果

Kubernetesのリソースとか専門用語とかは完全に理解した人間になりました。

Admission Webhookの仕組みとかそれなりに複雑な気がしなくもないんですが、そこらへんも理解できます。

falcoとかtrivyとかkube benchとかそういう良さげなkubernetes/コンテナのセキュリティ周りのソフトウェアをちょっと使えるようになります。
セキュアなDockerfileの書き方やmanifestの書き方がちょっとわかります。

kubernetesやコンテナのセキュリティ専門家レベルは無理として、開発者として必須の範囲はある程度抑えることができると思います。

Operator書いたりはできません(範囲外)

とりあえず網羅的にk8s周り知りたいんだけど!ついでに資格取って嬉しくなりたい!っていう人にお勧めです。